特別なことはなにもなく
紐をつくることは
しっくり落ち着くもの
自然の色・形
色と形で遊ぶような
そんな気持ちで
それを実現できる振る舞いとして
組み紐というものがある
身につけてくださる方を想像して
糸の色を選び、どんな紐にするかを考えているとき
それはとても楽しい時間
こんな風に言葉を寄せてくださったのは、今回ご縁がありご紹介することになった組み紐作家の結城規子さん。
すでに10年以上の経験を持ち、さらに高い技術を習得するべく、紐に向き合われる日々。
今回の作品は結城さんの持ち味でもある柔らかい色合いの組み合わせとアンティークビーズなどを巧みに組み合わせた
もの。和の世界に重宝されている組み紐もこうしてピアスにして身近に感じられます。
写真一番上は私のお気に入りの一品。
組み紐(くみひも)とは複数の糸を複雑に組むことで成り立つ紐のこと。古くから武具や着物の帯締めとして重宝されてきました。今回、フーコでご紹介するのは耳飾り、ピアスです。細い紐の部分も全て結城さんの手により糸から組まれたもの。組まれた絹糸の間、所々にアンティークのガラスビースやタイのカレン族のシルバー、淡水パールなどが施されています。調和のとれた色使い、凛とした印象の耳飾り。お気に入りの作品を見つけていただければ嬉しいです。
*イヤリングにも交換できます。
¥8,500〜¥9,000+tax
結城規子
1999年 東京造形大学卒業
2003年 組み紐作家 松下悦子氏に師事
2007年 高尾野草木染め組み紐 峰史仁氏に師事